7月3日ベトナム証券市場ニュース
03-07-2023

73日:2日続落を経て、反発

  • 週初の取引は海外市場と同様に、VN指数は前日から上昇して引けた。5月のアメリカの個人消費支出指数は大きく低下した。
  • 投資家の慎重な姿勢によりキャッシュの流入は弱く、強気な姿勢は維持されなかった。よって市場はじりじりと下落する場面もあった。
  • 1,120ポイントのサポートラインを付けると、買いの勢力も台頭し上昇に転じるも一進一退となった。
  • 253銘柄が上昇し、169銘柄が下落、59銘柄は変わらずだった。
  • 流動性も低く、売買代金は10.8兆ドンにとどまった。

VN30指数は、ほぼ横ばい(+0.02%)

  • 時価総額・流動性の大きい30銘柄で構成するVN30指数は、15銘柄が上昇、10銘柄が下落、5銘柄は変わらずだった。
  • GVR(+3.9%)、BID(+2.7%)、BCM(+2.1%)、VHM(+1.6%)GAS(+1.1%)などの上昇が目立った。
  • また下落ではNVL(-2.0%)、TCB(-1.1%)などが目立った。

セクター・個別株の動き

  • 魚介類加工セクターでは、ベトナム魚介類輸出機構が魚介類の輸出が月間で改善し、また2023年下期も堅調であることが予測されるとの発表を受けて、ANV(+4.5%)、VHC(+6.9%)、CMX(+4.7%)、FMC(+4.0%)、などが上昇した。
  • 化学肥料メーカーも、尿素価格が突然11%上昇したことを受けて、BFC(+3.3%)、DCM(+3.2%)、DPM(+2.6%)など急上昇した。
  • 外国人投資家は1,330億ドンを買い越した。HPG(+0.2%)が最も買いを集めた半面、VPB(+0.0%)、PNJ(-1.3%)などは売られた。

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ディスクレイマー

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