7月7日ベトナム証券市場ニュース
07-07-2023

7月7日:VN指数は再び上昇(VN指数 +1.05%)

  • VN指数は軟調な米国市場を受けて下落して始まった。
  • VN指数では1,120ポイントの下値に触れたのちに上昇に転じた。小売、化学セクターが全体相場を支えていた。
  • 午後に入り、銀行株を中心に買われる展開となり、相場は大きく上昇宝庫に受かった。
  • 引け間際にわずかに買いも入ったが、上昇は中小型株が中心に留まった。
  • 再び幅広い銘柄が買われた。267銘柄が上昇、133銘柄が下落した。71銘柄は変わらずだった。
  • 警戒感が高まり、流動性は低下、16.5兆ドンとなった。

VN30指数も大きく上昇(VN30指数 +0.89%)

  • 時価総額・流動性の大きい30銘柄で構成するVN30指数は、20銘柄が上昇、7銘柄が下落、3銘柄は変わらずだった。
  • 相場の上昇を牽引したのは、VCB(+4.3%)、MWG(+5.3%)の2銘柄で、その他にもGVR(+2.7%)、PDR(+2.4%)STB(+1.7%)なども大きく上昇した。
  • 主な下落銘柄はMSN(-1.1%)POW(-1.1%)SAB(-1.6%)などだった。

セクター・個別株の動き

  • ACVがロンタイン空港の建設が早くとも8月に始まると発表したことを受けて、HPG (+1.7%), HSG (+4.9%), NKG (+5.1%) といった素材関連 (+1.86%) やCTD (+6.5%), VCG (+4.2%), HBC (+3.8%) といった建設株 (+2.34%) も大きく上昇した。
  • SHB(+3.4%)が大幅高、同社が20%の株式を戦略的投資家への売却を模索しているというロイターによる報道が好感された。
  • 外国人投資家は1.3兆ドンと大きく売り越した。EIB (+1.5%), VHM (-0.9%), KDC (+0.2%) の3銘柄に売りが集中した。一方、VCBの上昇は外国人の買いがメインだった

 

_________________________________

ディスクレイマー

このニュースは、投資の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的として作成したものではありません。投資に関する決定はご自身の判断でなされますようにお願い申し上げます。このニュースは、信頼できると考えられるFiinProという情報源に基づいて作成されていますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。このニュースは、Japan Securities Co.、 Ltd (JSI)から直接提供するという方法でのみ配布いたしております。このニュースのいかなる部分も一切の権利はJSIに帰属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようにお願いいたします。

7月7日ベトナム証券市場ニュース