7月24日ベトナム証券市場ニュース
24-07-2023

7月24日:VN指数は1,200ポイントに向かい上昇(VN指数 +0.41%)

  • 先週末の上昇トレンドが続き、VN指数は上昇して取引が始まった。
  • キャッシュフロー流入が加速し、午前中は堅調な値動きとなった。
  • 午後に入ると一転、利益確定の動きが強まり、指数は下落に転じる場面もあった。
  • 下落すると、押し目買いが入り、指数は反発した。投資家の楽観姿勢を表した動きだった。
  • 騰落別では幅広い銘柄が買われており、301銘柄が上昇、154銘柄が下落した。71銘柄は変わらずだった。
  • 午前中に流動性も改善したが、午後に入ると落ち着いた。売買代金は前日とほぼ同様の20兆ドンだった。

VN30指数も続伸VN30指数 +0.55%)

  • 時価総額・流動性の大きい30銘柄で構成するVN30指数は、16銘柄が上昇、12銘柄が下落、2銘柄は変わらずだった。
  • 不動産株のNVL(+6.9%)、PDR(+2.6%)と銀行株のVIB(+2.2%)、VPB(+2.1%)が指数を大きく押し上げた。MWG(+3.8%)も午後に入り大きく上昇した
  • 一方、大きく下落したのはVJC(-1.2%)のみに留まった。

セクター・個別株の動き

  • 米輸出業に携わるLTG(+8.0%)、PAN(+6.5%)、TAR(+9.8%)の3銘柄は、米国のコメ輸出禁止を受けて急騰。輸出米の価格は10年来の高値に達している。
  • ロンタイン空港建設の競合各社がまちまちの動きとなった。CTD(-6.9%)とHBC(-3.2%)が属するHoa Lu合弁事業は下落、VCG(+6.8%)、PHC(+7.0%)のVIETUR合弁は大幅高となった。
  • 外国人投資家は3,390億ドンの売り越しに転じた。MSB(+2.6%)とSSI(-0.2%)が売られていた。一方、目立った買い越し銘柄は無かった

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