7月27日:VN指数は1,200ポイントを割れこむ(VN指数 -0.29%)
- 好調な米国株を受けて、VN指数は上昇して取引を開始した。FRBは大方の予想通り0.25%の利上げをしたが、今後については不透明だった。
- 銀行株は取引開始直後は相場を支えていたが、同セクターが下落に転じると相場全体も下げに傾いた。
- 1,200ポイントを割れこむと利益確定の動きが高まり、下げていた指数をさらに押し下げた。
- 午後に入ると、中小型の不動産株が買われ、指数はわずかに持ち直す場面もあった。
- 騰落別では幅広い銘柄が売られており、193銘柄が上昇、262銘柄が下落した。72銘柄は変わらずだった。
- 売買代金は22.6兆ドンに上昇した。利益確定の動きが強まったことが主因だった。
VN30指数もわずかに下落(VN30指数 -0.15%)
- 時価総額・流動性の大きい30銘柄で構成するVN30指数は、10銘柄が上昇、17銘柄が下落、3銘柄は変わらずだった。
- 主な上昇銘柄は、MWG(+3.8%)、NVL(+3.8%)、PDR(+2.1%)、SSI(+1.6%)などだった。
- 一方、大きく下落したのはVHM(-2.5%)、PLX(-1.5%)、BID(-1.4%)、CTG(-1.5%)などが挙げられる。
セクター・個別株の動き
- 銀行株で数少ない上昇だったのがSSB(+0.2%)だった。ホーチミン取引所が正式に同株がVN30指数に採用されると発表した。
- VNS(-6.9%)は配当権利落ちの本日ストップ安。同株は配当の発表後に大きく上昇していた。
- 外国人投資家は3,302億ドンの買い越しだった。VNM、VHM、HDBに買いが集まった一方、CTG、STBなどが売られていた。
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7月27日ベトナム証券市場ニュース_JP