8月2日:警戒感が高まるも上昇(VN指数 +0.24%)
- 昨日の下落に引き続き、本日も下落して取引を開始したが、その後落ち着きを取り戻した。
- 昨日の下げによって投資家は警戒感を高めており、午前中のほとんどの時間は低い流動性の中で前日終値付近でもみ合っていた。
- 午後に入ると銀行株を中心に買いが入ったことである程度の安心感が広がり、上昇に転じた。
- その後は、荒い動きとなったが最終的には上昇を維持して取引を終えた。
- 騰落別ではまちまちの展開。237銘柄が上昇、226銘柄が下落した。54銘柄は変わらずだった。
- 流動性は低下し、売買代金は19.1兆ドンとなった。
VN30指数はわずかに下落(VN30指数 -0.07%)
- 時価総額・流動性の大きい30銘柄で構成するVN30指数は、16銘柄が上昇、12銘柄が下落した。2銘柄は変わらずだった。
- BID(+1.9%)、CTG(+2.1%)、NVL(+3.1%)、PDR(+2.6%)といった銘柄は大きく上昇。
- 一方、大きく下落したのはBCM(-1.4%)、FPT(-1.2%)、MSN(-1.7%)、VHM(-1.4%)、VIC(-1.0%)などが挙げられる。
セクター・個別株の動き
- ロンタイン空港の建設案件の入札によって、VIETUR連合のみが技術要件を満たしたことから、関連銘柄のPHC(+7.0%)、CC1(+14.7%)、HAN(+13.6%)が大幅高となった。
- TNG(+1.0%)は7月の売り上げが年初来で最大となったことが好感され買われた。
- 外国人投資家は1,634億ドンの買い越しだった。VPBやMWGなどが売られた一方、MSB、CTGなどは買われていた。
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8月2日ベトナム証券市場ニュース_JP