8月30日ベトナム証券市場ニュース
30-08-2023

8月30日: VN指数は上昇基調を維持(VN-Index +0.72%)

  • VN指数は朝から上昇して始まりプラス圏で推移した。IT、小売り、銀行セクターが堅調で相場を下支えした。
  • しかし、不動産、セクターを中心に売りが優勢となり、前日比をわずかに下回る場面も見られた。
  • 後場に入ると金融サービスセクターを中心に上昇基調となり、相場全体に波及した。
  • 引けにかけては銀行、金融サービスを中心に資金が向かい、一層買いが優勢となった。
  • 320銘柄が上昇、167銘柄が下落、75銘柄が変わらずだった。
  • 流動性は昨日から5%程度減少し、売買代金は20.8兆ドンだった。

VN30指数も続伸(VN30 +0.83%)

  • 大型株で構成されるVN30指数は22銘柄が上昇、6銘柄が下落、2銘柄が変わらずだった。
  • FPT(+3.0%)が最も上昇し、サイゴンビール(SAB、+1.7%)、SSI証券(SSI、+1.15%)などが続いた。
  • ビングループ(VIC、-1.4%)が売られ1%超の下落となった。

個別株・セクターの動き

  • ホアビン建設(HBC、-2.43%)は中間決算で7,000億ドン超の損失が監査証明され売られた。
  • ノバランド(NVL、-1.47%)も2023年上期で1兆ドン超の損失が監査証明された。この金額は会社が決算発表した損失を4,000億ドン上回った。
  • 外国人投資家は5,240億ドンを買い越した。キド・グループ(KDC、±0%)、ベッティンバンク(CTG、+2.72%)などが多く買われた。半面、マサングループ(MSN、-0.5%)、ペトロベトナム化学肥料(DPM、+0.56%)などは売り越された。

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