9月15日: VN指数はまちまちの展開(VN-Index +0.29%)
- 海外市場の堅調さを受けてVN指数は上昇して始まり、プラス圏で推移し引けた。
- しかし、利益確定圧力が台頭し、徐々に指数が下落し、マイナスに転じる場面もあった。投資家は依然として慎重姿勢を崩していないことを示している。
- 後場にはキャッシュフローも低迷し、買い方・売り方ともに方向感のない展開で引けた。市場を下支えする材料もなく、まちまちの展開となった。
- 上昇が253銘柄、下落が247銘柄、変わらずは67銘柄だった。
- 流動性も減少し、売買代金は21.6兆ドンと前日から19.8%低下した。
VN30指数は堅調(VN30 +0.38%)
- 大型株で構成するVN30 指数は17銘柄が上昇、11銘柄が下落、2銘柄が変わらずだった。
- ペトロベトナム・ガス(GAS、+3.4%)、ビンホームズ(VHM、+3.1%)、HDバンク(HDB、+2.9%)、ベトナムラバー・グループ(GVR、+2.7%)、SEAバンク(SSB、+2.7%)などの上昇が目立った。
- 反対に、ビングループ(VIC、-3.4%)、ベッティンバンク(CTG、-1.4%)、モバイルワールド(MWG、-2.4%)、ベカメックス(BCM、-1.8%)、サイゴンビール(SAB、-2.5%)などは下落し、相場の重しとなった。
セクター・個別株の動き
- WTI原油価格が10か月ぶりの高値となる1バレル90ドルを超えたことで、PVB(+4.0%)、PVC(+3.1%)、PVS(+4.0%)などを含む原油・ガスセクターは1.77%の上昇となった。
- FPTは7,000万個のチップ生産を受注したことを発表し、1.7%上昇した。また今年8月時点の決算で売上高が32兆8,270億ドン(前年比+21.3%)、純利益が4兆9,940億ドン(同+18.3%)になることを明らかにした。
- 外国人投資家の売買も拮抗し、ホーチミン市場での買越額は1,250億ドンだった。ビンホームズ(VHM、+3.1%)、VIX(+1.6%)、PDR(+3.0%)などが買われた。反対にホアファット(HPG、-0.7%)、サイゴンハノイバンク(SHB、-0.8%)などは売られた。
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9月15日ベトナム証券市場ニュース_JP