9月19日ベトナム証券市場ニュース
19-09-2023

9月19日: VN指数は横ばい(VN-Index -0.03%)

  • VN指数は取引開始直後から上昇。VHM株の上昇が大きく寄与していた。
  • 流動性が低い中で、警戒感は依然として残っていた。徐々に売り圧力が高まり、指数は下落していった。
  • VN指数で1,200は強い支持線となっており、このあたりでの反発が二度見られた。最終期にはわずかに前日終値を下回り取引を終えた。
  • 押し目買いが入ったのは、化学、鉄鋼、小売、金融サービスセクターだった。一方、銀行、不動産の2セクターの下落が相場の重しとなっていた。
  • 上昇が255銘柄、下落が244銘柄、変わらずは66銘柄とわずかに上昇銘柄数が上回った。
  • 押し目買いが入ったことで流動性は改善し、売買代金は23.3兆ドンだった。

VN30指数は上昇して終えるVN30 +0.15%)

  • 大型株で構成するVN30 指数は15銘柄が上昇、12銘柄が下落、3銘柄が変わらずだった。
  • FPT(+1.55%)、HPG(+1.99%)、SSI(+1.40%)、STB(+2.115%)といった銘柄の上昇が相場を支えた。
  • 一方、VIC(-2.45%)、SAB(-2.23%)、BVH(-1.67%)、BID(-1.20%)などが下落し相場を押し下げた。

セクター・個別株の動き

  • VHM(+0.82%)はビングループ会長の関連会社が同社株1600万株の購入登録をしたことが好感され上昇。
  • DGC(+4.04%)は半導体関連業界のベトナムでの拡大が期待視され恩恵を受ける銘柄として買われた。チン首相の訪米の際に、NvidiaやSynopsysといった企業が半導体のベトナムでの製造に対して意欲を見せている。
  • 外国人投資家は3,752億ドンの売り越しを続けていた。HPG(+1.99%)は最も売られ、STBとHCMがそれに続いた。一方、PDRは買い越されていた。

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