10月2日: VN指数は横ばい(VN-Index +0.10%)
- VN指数は取引開始後から買いが優勢となり、指数は上昇へと向かった。
- 飲食料品、ビングループ関連といった銘柄に買いが入り、指数は午前中を通して上昇していた。
- しかし午後に入ると売り圧力が高まり指数は下落し始めた。銀行セクターが売られたことで、指数は午前の上昇を消し去った。10月1日から施行された中長期のローンに対する短期ローンの割合を34%から30%に減らす省令も投資家心理に悪影響を与えた。このことで銀行システムの質の向上は期待できるが、短期的にはコスト増やマージンの縮小が影響を与えると予想される。
- その後は前日終値付近で上下し、最終的にはわずかに上昇して終えた。
- 280銘柄が上昇、201銘柄が下落、変わらずは69銘柄と上昇銘柄数が上回った。
- 流動性は低下し、売買代金は11.4兆ドンだった。
VN30指数も上昇(VN30 +0.07%)
- 大型株で構成するVN30 指数は16銘柄が上昇、12銘柄が下落、2銘柄が変わらずだった。
- GVR(+4.62%)が最も上昇、VRE(+2.87%)がそれに続いた。
- 一方、TPB(-1.96%)、GAS(-1.54%)、TCB(-1.49%)などが下落していた。
セクター・個別株の動き
- ANV(+6.94%)、VHC(+2.66%)が上昇。米国、中国、日本などに対する年初来9か月の水産品の輸出が回復の基調を見せていることが好感された。
- MSN(+1.44%)は私募増資による1.43億株の発行を発表したことで上昇した。
- 外国人投資家は1,770億ドンの買い越しとなった。SSIとDXGが最も買い越されていた。一方、特に目立った売り越し銘柄は無かった。
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10月2日ベトナム証券市場ニュース_JP