10月30日ベトナム証券市場ニュース
30-10-2023

1030日: VN指数は引け間際に下落(VN-Index -1.72%)

  • 先週末は上昇していたが、米国株の下落の流れを受けて、VN指数も下落して取引を開始した。
  • その後、指数は落ち着いた動きとなったが、警戒感は残っていた。そのため、低い流動性の中で横ばいの動きが続いた。
  • 石油ガス、鉄鋼を除く多くのセクターが下落していた。
  • 午後に入ると、投資家心理は改善したかのように思われ、指数は徐々に基準価格に向かって反発をしていた。
  • しかしながら、引けにかけて売りが急増し、指数は大きく下落して取引を終えることとなった。
  • 111銘柄が上昇、393銘柄が下落、56銘柄は変わらずと売りが優勢だった。
  • 流動性は25.8%低下し、売買代金は10.1兆ドンのみだった。

VN30指数は下げを主導VN30 -1.87%)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は4銘柄のみが上昇、25銘柄が下落、1銘柄は変わらずだった。
  • 指数の下げ寄与度では、BID(-2.38%)、GVR(-6.74%)、TCB(-4.91%)が挙げられる。その他、STB(-5.92%)、SSI(-6.62%)、SAB(-3.65%)、MWG(-3.57%)なども大きく下落した。
  • 一方、VCB(+1.06%)が相場の下落を和らげた。

セクター・個別株の動き

  • SMC(-6.99%)がストップ安。第3四半期に1780億ドンの損失を計上し、不良債権は1.3兆ドンに増加していた。
  • RDP(+0.99%)は上昇を維持していた。第3四半期の純利益が1,646%増の300億ドンとなったことが好感された。
  • 外国人投資家は890億ドンの売り越しとなった。引き続きVHMが売られた。一方、DGCは大きく買い越されていた。

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