11月3日ベトナム証券市場ニュース
03-11-2023

11月3日: VN指数は一進一退の動きで上昇(VN-Index +0.12%)

  • VN指数は昨日の好調だった流れを引き継ぎ、前日よりも高値で取引を開始後、ETF再編の影響により一進一退の動きで推移した。
  • 午前中は徐々に売り圧力が強まっていったことにより、前場の引けにかけては下落基調が続いた。
  • 午後に入ると流れは一変し、再び指数は上昇して好調に推移したが、大引け直前に大きな売り注文が出たことにより、最終的には前日に比べて小幅高で終了した。
  • セクター別では小売セクターが最も買われ、情報セクターの下落が目立った。
  • 253銘柄が上昇、280銘柄が下落、63銘柄は変わらずと、指数は上昇したものの、銘柄数では下落した銘柄のほうが多くかった。
  • 流動性は5.3%増の15.4兆ドンとなり、昨日に引き続き回復した。

VN30指数は引け間近に下落VN30 -0.12%)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は10銘柄が上昇、17銘柄が下落、3銘柄が変わらずだった。
  • 特に上昇の大きかった銘柄はTCB(+5.62%), MWG (+5.27%), VRE(+4.95%)など。
  • 一方、SSB(-6.36%)は引け間近に大きな売り注文が入り、最も下落した 。

セクター・個別株の動き

  • VRE(+4.95%)は、不動産サービス大手C&Wの調査レポートが好感され上昇。ベトナム都市部にある多くのショッピングモールは改修工事によりテナント賃料と入居率が上昇した。
  • SSB(-6.36%)は、最もETF再編の影響を受けた。PTFへの出資をすべてイオンファイナンシャルサービスに移管することを発表した以降、好調に推移していたが、本日の引けに大口の売り注文が入り下落。
  • 外国人投資家は2,580億ドンの買い越しとなりとなった。個別の銘柄ではMWG(+5.27%)が多く買われた一方で、VND (-0.27%)が売られた。

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