11月16日ベトナム証券市場ニュース
16-11-2023

1116日: VN指数はもみ合い後反発 (VN-Index +0.27%

  • 先物の清算日であることから投資家は慎重姿勢となり、朝からさえない展開となった。VN指数は取引開始から下げて始まり、徐々に下げ幅は拡大した。
  • 売りの中心は主に不動産、銀行、金融サービスで、前場は下落して引けた。
  • 後場には買い手も台頭したが、売り圧力に押し戻され、もみ合う場面も見られた。
  • しかし、最終的には買い手が優勢となり、多くのセクターで上昇に転じた。建設資材、金融サービスが上昇を牽引した。
  • 218銘柄が上昇、280銘柄が下落、100銘柄は変わらずだった。
  • 流動性は33.3%減少し、売買代金は14.7兆ドンだった。

VN30指数はほぼ変わらず (VN-30 +0.06%)

  • 大柄株で構成するVN30 指数は、上昇が16銘柄、下落が14銘柄だった。
  • サイゴンビール(SAB、+1.58%)、ペトロリメックス(PLX、+1.32%)の上昇が目立った。
  • 半面、TPバンク(TPB、-1.13%)、ビンコムリテール(VRE、-1.04%)は大きく売られた。

セクター・個別株の動き

  • PDR(+3.59%)はMBバンクから最大3兆2,000億ドンの借り入れの承認を得た。2つの子会社を通じて、Thuan An1とThuan An2の不動産開発プロジェクトに充てられる。
  • CTR(+7.0%)はMSCIフロンティア指数の構成銘柄に選ばれたことと、10月の決算が好調だったことで急騰した。
  • 外国人投資家は1,258億ドンを売り越し、VHM(-0.72%)やMWG(-0.95%)の売りが目立った。反対に、SSI(+1.1%)やKBC(+1.3%)は買い越された。

_________________________________

ディスクレイマー

このニュースは、投資の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的として作成したものではありません。投資に関する決定はご自身の判断でなされますようにお願い申し上げます。このニュースは、信頼できると考えられるFiinProという情報源に基づいて作成されていますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。このニュースは、Japan Securities Co.、 Ltd (JSI)から直接提供するという方法でのみ配布いたしております。このニュースのいかなる部分も一切の権利はJSIに帰属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようにお願いいたします。

11月16日ベトナム証券市場ニュース_JP