11月30日: 利益確定圧力が高まりVN指数は反落(VN-Index -0.79%)
- 主要セクターに買いが入り、VN指数は上昇して取引を開始した。
- しかし、警戒感は残っており、流動性は低調で積極的な買いは見られなかった。そして、徐々に上げ幅を縮め、前日終値付近で横ばいになった。
- その後は下げに転じる場面も見られた。銀行、不動産といった午前中の相場をけん引していたセクターも午後に入り下げに転じた。
- 1,100ポイントは心理的な節目として働いていたが、ATCセッションでの売りを吸収できなかった。そして指数はその日の最安値で引けた。
- 138銘柄が上昇、362銘柄が下落、89銘柄が変わらずとなった。
- 流動性に関しては低調だったが前日よりはわずかに増加し、売買代金は14.6兆ドンだった。
VN30指数は下げを主導(VN-30 -1.05%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、上昇が4銘柄のみ、下落が25銘柄、1銘柄が変わらずだった。
- 特に、VRE(-4.74%)、VJC(-4.49%)といった銘柄が大きく下落。MSN(-3.82%)やPLX(-1.96%)は昨日の上昇から一転、下落に転じた。
セクター・個別株の動き
- LDG(-2.89%)は同社会長がドンナイ省における不動産開発の不正事件で逮捕、起訴されたことが悪材料視された。
- PVS(-1.03%)はLo B – O Mon火力発電所の建設の競売に勝利したにもかかわらず下落。
- 外国人投資家は3900億ドンの売り越しとなった。VNM、MSN、HPGといった主要銘柄が売られる一方、VHMとNKGには買いが入っていた。
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11月30日ベトナム証券市場ニュース_JP