12月19日: VN指数は終盤に反発 (VN-Index +0.40%)
- VN指数は弱い投資家心理が続いていたことが重しとなり、前日終値の水準を下回って取引を開始した。
- 開始直後は小幅な上昇となったものの、一日を総じて売り方の勢いが優勢だった。
- 大型株と銀行セクターに加え、HAG (-6.77%)、HQC (-6.97%)、ITA (-6.93%) といった小型株がいくつかストップ安を記録したことにより、市場は徐々に下落した。
- ただ、指数が1080pt水準に達すると市場は急反発。強い底値拾いの動きが見られたことにより、辛うじて前日比プラスで取引を終了した。
- 市場は回復し、256銘柄が上昇、231銘柄が下落、95銘柄が変わらずだった。
- しかし、流動性は依然として低く、前日比13%減の12.8兆ドンとなった。
VN30指数が上昇をけん引 (VN-30 +0.66%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、上昇が20銘柄、下落が6銘柄、変わらずが4銘柄だった。
- HDB (+2.99%)、MWG (+2.65%)、HPG (+2.26%)、CTG (+1.73%) が市場の回復を支えた。
- MSN (-1.11%) と VHM (-1.00%) は、同指数の同業他社に比べ出遅れた。
セクター・個別株の動き
- 年末消費が活況となったことによる鋼材価格の上昇により、鉄鋼関連銘柄の HPG (+2.26%)、HSG (+3.61%)、NKG (+5.49%) が上昇した。
- LDG (+1.38%) は、元会長が捜査のために逮捕された後、新しい会長兼 CEO が任命された。
- 外国人投資家の売り越しはいまだ納まらず、本日もさらに 4,027 億ドンの売り越しとなった。大幅な売り越しとなった銘柄は、EIB (+2.23%)、VNM (0.00%)、SSI (+1.42%) だった。一方、DGC (+1.65%) が最も買い越された。
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12月19日ベトナム証券市場ニュース_JP