Update news on January, 03 2024
03-01-2024

1月3日: VN指数は上昇幅を拡大 (VN-Index +1.10%)

  • 本日のVN指数は始まりこそ上昇して取引が開始されたものの、年始特有の薄商いの中、序盤は売り圧力に押され軟調な推移となった。
  • しかし、買い手が現れたことにより下落トレンドは回避され、指数は回復した。
  • 中小型株を中心に買いが徐々に広まっていき、市場心理の改善は大型株にも波及していった。
  • 午後に入っても流動性は依然として低かったが、買い手優勢の状況が続いたことで指数の上げ幅は徐々に拡大。最終的には前日比プラスで取引を終了した。
  • 特に、通信セクターが相場をけん引し、ほとんどのセクターが上昇。一方で、自動車・部品セクターは唯一下落した。
  • 銘柄別では売りが優勢となり、395銘柄が上昇、106銘柄が下落、71銘柄が変わらずとなった。
  • 流動性は14.1%減少し14.7兆ドンとなった。

VN30指数は上昇トレンドを維持 (VN-30 +1.17%)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、14銘柄が上昇、2銘柄が下落、1銘柄が横ばいとなった。
  • GVR(+3.10%)、SHB(+2.74%)、STB(+2.70%)、ACB(+2.25%)といった銘柄が2%超上昇した。
  • 一方、SSB(-2.71%)とBCM(-0.65%)のみが下落した。

セクター・個別株の動き

  • HVN(+6.94%)はストップ高を記録。ベトナム証券法に「上場維持が必要な特別な場合は政府が検討し決定する」との規定が追加される草案が挙がっており、上場廃止が懸念されていた同社株にとって期待材料となった。
  • VPG(+7.00%)はストップ高を記録。同社は2024年初め、日本のイオンモールグループとハロン市でショッピングセンタープロジェクトの起工式を開催した。総投資額は5.2兆ドン超で、2026年1月に開業予定。
  • 外国人投資家は売り越しが続き、その額は217億ドンとなった。FUESSVFL(+0.76%)がもっとも売り越された一方で、VCB(+1.20%)などが買い越された。

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01月03日ベトナム証券市場ニュース_JP