1月4日ベトナム証券市場ニュース
04-01-2024

1月4日: VN指数は5連騰を記録 (VN-Index +0.57%)

  • VN指数は取引開始とともに買い越し高が急増し、昨日からの上昇幅をさらに拡大させた。
  • 金融サービスや銀行セクターが指数を大きく押し上げた。一方、市場流動性も午前中に76.9%増の11.5兆ドンに急増した。
  • 午後は買いが優勢となったが、たちまち売り圧力に押された。
  • 金融サービス、銀行は勢いを失ったものの、指数のけん引役だったことに変わりはなかった。
  • 銘柄別では299銘柄が上昇、203銘柄が下落、84銘柄が変わらずとなった。
  • 流動性は74.1%増加の25.3兆ドンとなった。

VN30指数は相場をけん引 (VN-30 +1.01%)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、21銘柄が上昇、6銘柄が下落、3銘柄が横ばいとなった。
  • MBB(+4.96%)、CTG(+3.62%)、TPB(+2.58%)といった銀行株が上昇率上位を占めた。
  • 一方、MSN(-1.16%)、BCM(-1.14%)が下落率上位となった。

セクター・個別株の動き

  • CTG(+3.62%)は持続的な開発を促進するための金融パッケージ「GREEN UP」を発表。同行は2024年、環境や社会的利益をもたらすプロジェクトに対し5000億ドンのグリーンクレジットを提供する。金利は短期融資が年率5.8%~、中長期融資が年率6.2%~となっている。
  • AGG(-0.38%)は2023年度の業績速報を発表。売上高3兆8000億ドン(前年比-38.6%)、営業利益1350億ドン(同+74.0%)となった。主に、ビンチャイン地区で2000以上の製品規模を持つ複合施設「ウエストゲート」プロジェクトの引き渡しによるものである。
  • 外国人投資家は174億ドンの売り越しとなった。VCB(+1.66%)、VPB(+1.31%)、MSB(+3.0%)が最も買い越された。一方で、VHM(+0.12%)は最も売り越された。

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