1月18日ベトナム証券市場ニュース
18-01-2024

1月18日: VN指数は値固め後に上昇 (VN-Index +0.56%)

  • VN指数は薄商いの中、上昇して取引を開始した。
  • 前場はほぼ横ばいの展開となり、一時は下落に転じかける場面も見られた。しかし、昨日に引き続き1,160pt付近の支持線が比較的安定した推移をもたらした。
  • 前場での値固めを終え、後場開始からは買い手優勢の展開となった。大引け間近に利益確定の売りが見られたものの、その後買い方は再び勢いを増し、終値は前日比でプラスとなった。
  • セクター別では小売と不動産が好調だった一方、旅行・レジャーセクターが最も下落した。
  • 銘柄別では289銘柄が上昇、167銘柄が下落、124銘柄が変わらずとなった。
  • 流動性は前日比で21%減少し、売買代金は13.2兆ドンとなった。

VN30指数は相場をけん引 (VN-30 +0.63%)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、20銘柄が上昇、5銘柄が下落、5銘柄が変わらずだった。
  • VHM(+3.10%)が指数上昇に最も寄与した銘柄となった。他にも、MWG(+2.12%)も大きく上昇した。
  • 下落銘柄は、GVR(-0.47%)、VJC(-0.29%)、HDB(-0.24%)など。

セクター・個別株の動き

  • VHM(+3.10%)をはじめとした不動産株は好調だった。本日の午前中、第5回臨時国会にて改正土地法が可決され、不動産市場における健全性の進展が期待されたことが追い風となった。
  • HBC(+6.90%)はストップ高を記録。本日、ホーチミン証券取引所より取引制限銘柄から管理銘柄に変更することが発表された。
  • 外国人投資家は540億ドンの買い越しだった。買い越しの上位銘柄は、MWGとVHMなどが挙げられる。一方、VREが最も売られていた。

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