1月30日ベトナム証券市場ニュース
30-01-2024

1月30日: VN指数は小さい値動きの中、わずかに上昇 (VN-Index +0.34%)

  • 2023年第4四半期決算期を迎え、銘柄ごとにまばらな決算結果を受け、VN指数は低調に取引を開始した。
  • 銘柄間の優劣は特に銀行セクターで大きく確認され、一日を通して指数がほぼ横ばいで推移した原因となった。
  • セクター別でみると、支えとなっていた銀行が徐々に低下した一方、化学や小売に上昇銘柄がシフトしていった。
  • 取引終盤に大型株が上昇したことにより、最後は指数が上昇して一日の取引を終了した。
  • 上昇幅は回復し、266銘柄が上昇、174銘柄が下落、112銘柄が変わらずとなった。
  • 流動性はわずかに減少し、売買代金は3.6%減の13.7兆ドンとなった。

VN30指数は狭いレンジで推移 (VN-30 +0.22%)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、14銘柄が上昇し、12銘柄が下落、4銘柄が変わらずとなった。
  • BCM (+5.15%)、GVR (+2.00%)、HDB (+2.10%) 、MWG (+1.79%)、STB (+1.15%)など、比較的多数の主要銘柄の上昇が確認された。
  • 対照的に、目立った下落は SAB (-1.21%) のみだった。

セクター・個別株の動き

  • MWG (+1.79%) は、食料品チェーンのバック・ホア・サンが 2023 年末、損益分岐点に到達すると発表された。これを受け、DGW (+1.10%)、PET (+1.18%)、FRT (+4.79%) といった小売セクター銘柄をリードしました。
  • AST(+2.11%)は、2023年第4四半期の収益が2,890億ドン(前年比+34%)、純利益が400億ドン(同+58%)となり、新型コロナウイルス感染症後の回復をみせた。 ただ、依然として新型コロナウイルス感染以前の水準には達していない。
  • 外国人投資家は1,210億ドンを買い越しとなった。 STB (+1.15%) と PC1 (+6.77%) が最も多く買い越された。一方、売り越しのトップとなったのは、VRE (+0.43%) と KDC (-0.32%) だった。

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