4月16日: VN指数は引け際に値を戻す (VN-Index -0.08%)
- VN指数は昨日の急速な下げが影響し、注意深い雰囲気で始まった。
- 前場の大半はその雰囲気が蔓延する中で昨日の終値付近をさまよう展開となった。
- 不動産セクターの下落幅が銀行セクターの上昇を圧倒し、指数を徐々に引き下げた。
- ネガティブな思考が広まったため、指数は後場開始後に1,200を下回る水準まで引き下げられた。幸いなことにそれが底値買いを誘発し、引けにかけて下落幅を縮小させた。
- SSI証券の会長が逮捕されたという誤情報が否定、修正されたことも投資家を安心させる一因となった。
- 140銘柄が上昇、361銘柄が下落、58銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は依然として30.3兆ドンと高かったが、昨日比では-8.2%であった。
VN30指数は上昇で終える (VN-30 +0.39%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、14銘柄が上昇し、13銘柄が下落、3銘柄が変わらずとなった。
- ACB (+1.12%)、 BID (+1.21%)、 CTG (+1.79%)、 MBB (+2.14%)、 SHB (+1.32%)、 TCB (+2.48%)といった銀行セクター銘柄の上昇が大きく影響した。
- 一方で、VIC (-1.28%)、 VCB (-1.09%)、 BCM (-2.11%)、 MSN (-1.20%)、 VNM (-1.39%)、 VRE (-1.33%)などの大型株が主要な下落銘柄であった。
セクター・個別株の動き
- VNE (-3.66%)は監査法人が同社の継続的な企業運営能力を疑問視しており、一時的に1日の値幅制限に触れるほどの下落を見せた。
- SHS (+1.58%)は2024年の売上と税引前利益がそれぞれ1.84兆ドン(前年比+26%)、1.03兆ドン(同+51%)を目標としていることを発表した。
- 外国人投資家は640億ドンの買い越しであった。SSI (+0.72%)、MWG (0.00%)、VIX (-1.65%)などで広く買い越された一方で、VHM (+0.71%)に売りが集中した。
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04月16日ベトナム証券市場ニュース_JP