6月7日: VN指数は取引終盤にかけて軟調に (VN-Index +0.31%)
- ECBが昨日利下げを決定したことを受け、投資家心理は改善。VN指数も上昇して取引を開始した。
- しかし、市場はすぐに慎重姿勢となり、方向感に欠ける展開となった。
- そのため、指数は徐々に後退。銀行セクターの支えにより、プラスは維持された。
- 後場、流動性は一段と低下し、市場の警戒感は更に高まった。
- 取引終盤には一時的に下落に転じたが、最終的にはわずかに反発して終了した。
- 235銘柄が上昇、178銘柄が下落、88銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は20.0%減の17.8兆ドンとなった。
VN30指数はまとまりがない展開 (VN-30 +0.44%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、13銘柄が上昇し、12銘柄が下落、5銘柄が横ばいとなった。
- VRE(-1.33%)は唯一の1%超の下落銘柄となった。
- 主な上昇銘柄は、FPT (+1.72%)、POW (+2.95%)、SAB (+3.66%)、TCB (+2.29%)だった。
セクター・個別株の動き
- DBC(+1.43%)は既存株主に対し、現在の市場価格より58%低い15,000ドン/株で8,070万株の売り出しを計画。
- SSIが運用するETF、SSIAM (+0.14%)は、台湾ユニオン銀行と提携し、台湾市場に参入した。
- 外国人投資家による売り越しは未だ止まらず、本日は4,769億ドンの売り越しとなった。STB (+0.16%)とHPG (0.00%)が大きく売り越され、一方、HAH (+3.75%)は買い越された。
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06月07日ベトナム証券市場ニュース_JP