6月11日: VN指数は反落 (VN-Index -0.49%)
- VN指数は前日までの好調な動きを引き継いで寄り付いたが、利益確定と思われる動きが広まったことで、前日終値を下回って推移する展開となった。
- 石油ガスセクターが好調だったが、それ以外のほとんどのセクターは下落した。
- 後場に入っても弱気な展開は続き、上昇に転じることのないまま取引を終えた。
- セクター別では、メディア、旅行・レジャー、保険セクターを中心に売られた。
- 146銘柄が上昇、301銘柄が下落、63銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は17.5%増の25.4兆ドンとなった。
VN30指数も同様に反落 (VN-30 -0.21%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、8銘柄が上昇し、21銘柄が下落、1銘柄が横ばいとなった。
- POW (+3.66%) 、PLX (+2.98%)などが指数を下支えした。
- その一方でVJC (-2.94%)、VHM (-1.93%)、VRE (-1.81%)などが不調であった。
セクター・個別株の動き
- POW (+3.66%)は5月の売上高を明らかにした。電力販売からの収入は3.32兆ドン(前年同月比-1.0%)を記録し、1日当たりの平均売上は約1070億ドンと推測された。ベトナム全土で猛暑が続き、電力需要が高まっていたことが影響した。
- HDB (-1.46%)は外国人投資枠を20%から17.5%に引き下げることを決定した。同社の経営計画の実現を目的とし、株主総会にて承認される見通し。
- 外国人投資家は1.8兆ドンを超える大きな売り越しを記録した。PLX (+2.98%)は比較的大きな買い越しを見せた一方で、FPT (+1.74%)、VHM (-1.93%)、HPG (-0.68%)はそれぞれ2000億ドンを超える非常に大きな売り越しとなった。
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06月11日ベトナム証券市場ニュース_JP