6月13日ベトナム証券市場ニュース
13-06-2024

6月13日: VN指数は1300ポイント付近で足踏み (VN-Index +0.10%)

  • 昨日発表された米CPIは市場予想を下回り、米国市場は堅調に推移。これを受け、VN指数は前日から大きく上昇して始まった。
  • しかし、FRBによる利下げ開始時期の後退懸念は、投資家心理を慎重にさせ、徐々に指数は下げていく展開となった。
  • 1300ポイントを上回った後はこの水準を挟み、小刻みの動きとなった。
  • その後変動幅は多少大きくなったものの、後場も同じような展開が続いた。
  • 多くのセクターが調整している中で、銀行セクターが一貫してけん引した。
  • 246銘柄が上昇、187銘柄が下落、77銘柄が変わらずとなった。
  • 流動性は昨日とほぼ変わらず、23.0兆ドンであった。

VN30指数も足並みそろえて小幅高 (VN-30 +0.15)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、14銘柄が上昇し、15銘柄が下落、1銘柄が変わらずとなった。
  • 銀行セクターが総じて好調であり、ACB (+1.02%)、CTG (+1.19%)、MBB (+1.95%)、SHB (+1.69%)、TPB (+2.98%)などが上昇を記録した。
  • FPT (-1.52%)、GVR (-1.12%)、PLX (-2.09%)、SAB (-2.09%)などが主な下落銘柄であった。

セクター・個別株の動き

  • MSN (+1.03%)の手掛けるインスタント麺がEUでの制限リストから外されることが明らかに。これを受け、同社株式は上昇した。
  • NLG (+1.38%)は社債の発行により、子会社2社に計5500億ドンの資本投入を計画していることが明らかになった。
  • 外国人投資家は1.41兆ドンを大きく売り越した。FPT(-1.52%)に引き続き利益確定と思われる売りが集中した一方で、MBB (+1.95%)は大きく買い越された。

________________________________

ディスクレイマー

このニュースは、投資の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的として作成したものではありません。投資に関する決定はご自身の判断でなされますようにお願い申し上げます。このニュースは、信頼できると考えられるFiinProという情報源に基づいて作成されていますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。このニュースは、Japan Securities Co.、 Ltd (JSI)から直接提供するという方法でのみ配布いたしております。このニュースのいかなる部分も一切の権利はJSIに帰属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようにお願いいたします。

06月13日ベトナム証券市場ニュース_JP