6月17日: VN指数はもみ合い (VN-Index -0.40%)
- 先週末の下落に歯止めがかかり、今週のVN指数は上昇して取引を開始した。
- しかし、市場の投資家心理は未だ芳しくなく、不安定な推移となった。
- 後場は先週末の終値を下回る推移となり、大引けまで軟調な展開が続いた。
- セクター別では、素材やメディア、旅行・レジャーセクターなどが支えとなった。一方、小売セクターが足を引っ張った。
- 169銘柄が上昇、275銘柄が下落、60銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は21.7%減の23.0兆ドンとなった。
VN30指数も続落 (VN-30 -0.51%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、8銘柄が上昇し、20銘柄が下落、2銘柄が変わらずだった。
- SSB(+1.82%)、POW(+1.45%)、HPG(+1.20%)、GVR(1.06%)は1%超の上昇となった。
- 一方、MSN(-2.31%)、BID(-2.11%)、VIB(-2.00%)などが足を引っ張った。
セクター・個別株の動き
- 先週末、産業貿易省は、中国および韓国産鉄鋼製品に対する反ダンピング措置の調査及び適用に関する文書を提出。これを好感し、HPG(+1.20%)やHSG(+6.79%)を始めとした鉄鋼株が上昇した。
- GVR(+1.06%)は2024年次株主総会を開催。2024年の業績目標として、連結売上高を24兆9990億ドン、税引後利益を3兆4370億ドンと設定。前年実績と比較し1~2%増となることを目標とした。
- 外国人投資家は790億ドンの売り越し。HSG(+6.79%)に買い越しが集まった。一方で、HPG (+1.20%)やFPT (-1.68%)などが売り越された。
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06月17日ベトナム証券市場ニュース_JP