6月26日: VN指数はどうにか続伸 (VN-Index +0.37%)
- VN指数は昨日の流れを引き継ぎ、前日終値を下回る軟調な展開で開始した。
- 銀行、金融、不動産セクターの下落が市場全体に多大な影響を及ぼした。
- しかし後場では徐々に買いが先行し始めたことで前場の下落を打ち消し、わずかに上昇を記録したところで大引けとなった。
- 化学、情報技術、自動車・部品セクターが指数上昇の主要ドライバーであった。
- 190銘柄が上昇、216銘柄が下落、76銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は昨日から引き続き下落。3.42%減の20.8兆ドンとなった。
VN30指数は反発したが市場全体を下回る (VN-30 +0.19%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、12銘柄が上昇し、12銘柄が下落、6銘柄が変わらずだった。
- GVR (+6.99%)がストップ高を記録し指数をけん引し、BCM (+4.76%)、PLX (+3.41%)がその上昇に続いた。
- VRE (-2.35%)が1%を超えて下落した唯一の銘柄であった。
セクター・個別株の動き
- GAS (+0.26%)が2024年5月の売上が41.5兆ドン、税引き前利益が5.2兆ドンであったと発表した。同社は5月までに2024年通期目標売上の59%、税引き前利益の71%を達成した。
- MWG (+0.97%)の2024年5月の業績はブランドごとに明暗が分かれた。家電量販店チェーンのテーゾイジードン、ディエンマイサインの売上は、エアコン販売台数の低下により前年同月比-7%の7.5兆ドンに落ち込んだ。一方で生鮮・日用品販売を手掛けるバックホアサインの売上は3.4兆ドン(同+6.6%)であり、1か月の店舗平均売上は20億ドンに達した。
- 外国人投資家は5987億ドンの売り越し。顕著な買い越し銘柄はTCB (0.00%)のみだった一方、外国人の売りは主にFPT (+1.38%), FUEVFVND (-0.65%), and MWG (+0.97%)に集中した。
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06月26日ベトナム証券市場ニュース_JP