6月27日: VN指数は再び軟調な値動き (VN-Index -0.17%)
- 投資家心理の弱気姿勢は改善せず、本日もVN指数は下落して取引を開始した。
- 前場では、VN30銘柄が相場全体の重しとなった一方で、指数は前日終値の水準を境に騰下落を繰り返した。
- 後場の開始以降は比較的上向きの推移となったが、最終的には前日比で下落となった。
- セクター別では、特に保険セクターの上昇が相場の支えとなった。一方で、石油ガスやメディアセクターの下落が足を引っ張った。
- 175銘柄が上昇、214銘柄が下落、93銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は大きく減少し、27%減の15.1兆ドンとなった。
VN30指数はマイナス圏で推移 (VN-30 -0.18%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、10銘柄が上昇し、15銘柄が下落、5銘柄が変わらずだった。
- 特に、POW(-3.59%)が下落。他にも、PLX(-2.59%)やTCB(-2.29%)の下落率などが大きかった。
- BVH(+2.79%)やMWG(+1.28%)、HDB(+1.10%)、SAB(+1.00%)などが相場を支えた。
セクター・個別株の動き
- ベトナム証券保管クリアリング(VSDC)は、HPG(-0.17%)による新規発行株式の投資家への正式な受け渡し日が、6月28日になることを発表した。受け渡し総株数は5億8100万株で、総額5.8兆ドン程度と見込まれる。
- BCM(-1.21%)は本日行われた株主総会に際し、3億株の公募増資を発表した。予想される最低増資額は15兆ドンで、保有する工業団地の拡張などに用いられる予定。
- 外国人投資家は1兆1440億ドンの売り越し。MWG(+1.28%)に買い越しが集まった。一方、FUEVFVND(+1.09%)を中心に売り越され、個別銘柄ではFPT (+0.76%)が引き続き売り越された。
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06月27日ベトナム証券市場ニュース_JP