6月28日: VN指数は引けにかけて下落 (VN-Index -1.09%)
- VN指数はわずかに上昇して寄り付き、前場は狭い変動幅を保ちながら昨日終値付近でもみ合う展開で推移した。
- 昨日の非常に落ち着いた流動性に比べて本日は比較的活発であったが、特に方向感が定まらないまま進んでいった。
- 後場に入ってからは弱気な投資家心理が市場全体に広がったことで下落を始め、引けにかけてその下落幅を広げていった。
- 銀行、金融、化学セクターの下落が大きく影響し、指数の不調につながった。
- 79銘柄が上昇、355銘柄が下落、61銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は大きく改善し、37.4%増の20.8兆ドンとなった。
VN30指数はマイナス圏で推移 (VN-30 -0.83%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、9銘柄が上昇し、18銘柄が下落、3銘柄が変わらずだった。
- POW (+1.02%)が1%を超える上昇を記録した唯一の銘柄であった。
- GVR (-5.00%)が指数の中で最も下落し、それにBCM (-2.15%)、BID (-1.93%)が続いた。
セクター・個別株の動き
- HSG (-3.82%)は2050年までの排出ガス実質ゼロを目的とし、シンガポールのSPグループとコンサルタント契約を締結した。SPグループは同社のエナジー効率についての提案や、ほかのさまざまなプロジェクトの投資において助言を行う予定である。
- SHB (+0.88%)は2023年度の配当を16%の比率で行うことを承認した。そのうち5%を現金、11%を株式で株主に分配する。同社は2024年の目標を総資産701兆ドン、税引き前利益を前年比22%増の11.2兆ドンと設定している。
- 外国人投資家は1兆1720億ドンの売り越し。主要な買い越し銘柄は無かった一方で、FPT (-1.73%)、FUEVFVND (-1.04%)、TCB (-0.43%)などを中心に売り越された。
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06月28日ベトナム証券市場ニュース_JP