7月2日: VN指数は金融関連銘柄が牽引 (VN-Index +1.21%)
- VN指数は前日の上昇の方向性を引き継ぎ、前日終値を上回って開始した。昨夜の米国市場が好調だったことも指数の動きに好影響をもたらした。
- 本日は銀行、保険、証券といった金融関連銘柄の取引が活発であり、それが市場全体に波及した。
- キャッシュフローも好調であり、指数の着実な上昇に寄与した。
- 後場に入り取引は少々落ち着いたが、買い方が最後まで優勢を保ったまま上昇を維持し、大引けとなった。
- 296銘柄が上昇、109銘柄が下落、77銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は6.1%上昇したが、13.9兆ドンと穏やかであった。
VN30指数も市場上昇に同調 (VN-30 +0.82%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、26銘柄が上昇し、4銘柄が下落した。
- 上述の通り、BID (+4.21%)、BVH (+2.59%)、HDB (+4.33%)、VCB (+2.44%)などの金融関連銘柄が軒並み好調であった。
- 1%を超える下落を記録した銘柄は無かった。
セクター・個別株の動き
- チン首相との会合の中で大手韓国企業が更なる用地の拡大の意思を示したことが好感され、工業団地を手掛けるKBC (+1.21%)、BCM (+1.11%)、SZC (+3.85%)といった銘柄が上昇した。
- HDB (+4.33%)は20%の株式配当、10%の現金配当の権利落ち日を今月12日に設定したと明らかにした。
- 外国人投資家の売買は拮抗し、450億ドンの売り越しにとどまった。DSE (+0.35%)の大きな売り越しがこれに寄与した。一方、VHM (+1.19%)、TCB (+1.10%)が主要な売り越し銘柄であった。
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07月02日ベトナム証券市場ニュース_JP