7月22日: VN指数は続落 (VN-Index -0.80%)
- VN指数はバイデン大統領の次期大統領選の撤退やチョン書記長の死亡などが報じられたことで警戒感が増幅し、売りが大きく先行して開始した。
- 寄り付きで大きく下落した後に前営業日終値を一度超えるまで回復したが、すぐに売り圧力が強まって指数を押し下げた。
- 比較的下げ幅の少ない大型株がどうにか押し上げたものの、市場の警戒感は午後も引き続いた。
- 銀行、飲料食品セクターのみが上昇を記録したが、その上昇もわずかであった。
- 96銘柄が上昇、350銘柄が下落、53銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は13.8%上昇し、21.1兆ドンとなった。
VN30指数の減少は軽微 (VN-30 -0.23%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、12銘柄が上昇し、15銘柄が下落、3銘柄が変わらずであった。
- MSN (+1.69%)、HDB (+1.40%)は上昇を記録した。
- 不調な市場の中でGVR (-5.07%)が最も大きく下落し、BVH (-2.19%)、FPT (-1.51%)も続いた。
セクター・個別株の動き
- VRE (+0.75%)は、2024年第2四半期決算結果を発表した。売上高は2.48兆ドン(前年同期比+14.1%)、税引後利益は1.02兆ドン(同+2.1%)となった。同社は今年、ビンコムショッピングモールを新たに3つオープンしている。
- DGC (-6.02%)は、2024年第2四半期決算にて、売上高2.5兆ドン(前年同期比+3.8%)、税引後純利益8,700億ドン(同-1.0%)を発表した。同社代表が2024年の業績目標について後ろ向きなコメントを残したことが嫌気された。
- 外国人投資家は再び買い越しに転じ、その額は4,260億ドンとなった。SBT(+2.70%)が再び大きく買い越された一方で、DGC (-6.02%)、VPB (0.00%)は売り越された。
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07月22日ベトナム証券市場ニュース_JP