7月30日: VN指数は一時変動した後、変わらず (VN-Index -0.12%)
- VN指数は昨日まで続伸していたものの、本日下落して取引を開始した。
- 指数の変動性、流動性はともに低く、前場はマイナス圏での推移が続いた。
- 後場には一時的な反発がみられた。しかし、主要セクターである銀行と不動産が相場の足を引っ張り、指数は急落した。
- ただ、これらセクターが持ち直したことで、市場の下げ幅は幾分回復した。
- 154銘柄が上昇、267銘柄が下落、75銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は後場に増したことで、前日比+20.1%の13.7兆ドンとなった。
VN30指数は市場全体をアウトパフォーム (VN-30 +0.16%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、11銘柄が上昇し、16銘柄が下落、3銘柄が変わらずであった。
- MWG(-1.61%)やMBB(+1.66%)、VIC(+1.44%)が回復し、指数をプラスに押し上げた。
- PLX(-1.46%)、POW(-1.47%)、VIB(-1.44%)、VHM(-1.08%)、VRE(-1.06%)など下落銘柄は多かったが、いずれも下落幅は小さかった。
セクター・個別株の動き
- HBC(-6.96%)は保有資本がマイナスのため、ホーチミン証券取引所から上場廃止が発表され、ストップ安となった。
- APH(+6.97%)は2024年第2四半期決算結果を発表。純利益が1,094億ドン(前年同期比+1163.8%)に急増し、ストップ高を記録した。
- 外国人投資家は3,070億ドンの売り越し。売り越し銘柄に偏りは見られなかった一方、VNM(+0.74%)やMSN(+0.81%)などが買い越された。
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07月30日ベトナム証券市場ニュース_JP