8月7日: VN指数は回復幅を拡大 (VN-Index +0.46%)
- 本日のVN指数は、昨夜の米国市場が回復基調であったことから前日終値を上回る値を付けて寄り付いた。
- 不動産銘柄が全般的に堅調であったが、特にビングループ関連銘柄の上昇が大きく、市場全体を押し上げてけん引した。
- しかし投資家は様子見姿勢を継続しており、その上昇は他セクターには波及せずに指数は徐々に下落する展開となった。
- 午後に入ると次第に大型株に買いが入り始めたことで上昇基調に乗り、本日の高値付近まで上がったところで大引けとなった。
- 228銘柄が上昇、182銘柄が下落、80銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は再び12.9%低下し、14.2兆となった。
VN30指数は横ばい (VN-30 +0.06%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、10銘柄が上昇、14銘柄が下落、6銘柄は変動なしであった。
- BCM (+1.41%)、GAS (+2.72%)、GVR (+3.83%)、PLX (+1.70%)、VNM (+1.51%)など、上昇した銘柄のうちほとんどの銘柄は大きく上昇した。
- 一方、CTG (-1.15%), SSB (-1.82%), TCB (-2.24%), TPB (-1.73%), VPB (-1.91%)など銀行株が上昇の重しとなった。
セクター・個別株の動き
- VHM (+6.90%)は本日、3億7000株の自社株買いを発表したことが好感され、ストップ高で取引を終えた。この自社株買いは現在の株価で13.7兆ドン相当。
- 7月の貸付需要が6月に比べて落ち込んだことが嫌気され、銀行セクターの各銘柄は本日下落した。
- 外国人投資家は1.36兆ドンを大きく売り越した。昨日に引き続き、VNM (+1.51%)に買いが集まったものの、VHM (+6.90%)、VPB (-1.91%)、HPG (-0.95%)、TPB (-1.73%)などが売り越された。
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08月07日ベトナム証券市場ニュース_JP