8月15日ベトナム証券市場ニュース
15-08-2024

8月15日: VN指数は終始軟調に推移 (VN-Index -0.56%)

  • 中国のCPIなどが低調であることに加え、直近で発表される米国の経済指標に対する警戒感があることから、本日のVN指数は慎重な取引で始まった。
  • 化学、小売、金融セクターが軟調に推移し、指数を前日終値の下に押し下げた。
  • 後場には売りがより一層優勢となり、下落幅をさらに拡大させた。
  • すべてのセクターで更なる下落を記録した。特に化学、素材、金融セクターの下げが顕著であった。
  • 109銘柄が上昇、301銘柄が下落、64銘柄が変わらずとなった。
  • 流動性はさらに下落し、10.0兆ドンであった。

VN30指数も緩やかに下落 (VN-30 -0.40)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、5銘柄が上昇し、22銘柄が下落、3銘柄が変動なしであった。
  • VHM (+1.75%)、VIB (+0.97%)、HDB (+0.97%)が指数の上昇を試みた。
  • その一方で、GVR (-2.25%)、POW (-2.25%)、MSN (-1.96%)の下落が足を引っ張った。

セクター・個別株の動き

  • CTR (-1.16%)が好調であった7月の業績を発表。税引き前利益は577億ドン(前年同月比+1%)とほぼ変わらなかったものの、売り上げは1.13兆ドン(同+11%)と増加した。
  • PVD (-1.12%)の主力製品であるPV Drilling Vがマレーシアのボコール油田での掘削作業の再開に大きく貢献した。このドリルを用いたことで効率化され、マレーシアの平均よりも1か月早く掘削を終了させたという。
  • 外国人投資家は1190億ドンの買い越しとなった。VNM (+1.75%)、VHM (+1.75%)にはそれぞれ1000億ドンを超える買い越しが集まった。

 

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