8月26日: VN指数は弱気に推移 (VN-Index -0.41%)
- 先週金曜日の米ジャクソンホール会議を通過し、本日のVN指数は外国人投資家の資金流入の期待と思われる買いが入り上昇して開始した。
- 不動産、金融、銀行セクターなど、指数の構成割合が高いセクターで買いが先行し、指数をけん引した。
- しかし、後場の序盤ではどうにか上昇幅を維持したものの次第に下落をし始め、前営業日終値を下回って本日の取引を終了した。
- 前場の取引とは対照的に、ほぼすべてのセクターが下落を記録し、とくに食品・飲料、化学セクターの下落が影響した。
- 148銘柄が上昇、259銘柄が下落、68銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は8.6%上昇し、18.3兆ドンとなった。
VN30指数は小幅安 (VN-30 -0.19%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、6銘柄が上昇、21銘柄が下落、3銘柄が変わらずだった。
- VHM (+1.89%)、VRE (+1.79%)、VIC (+1.44%)などが主な上昇銘柄であったものの、そのどれもが2%以下の上昇にとどまった。
- 一方、MSN (-2.18%)、BCM (-2.07%)、 VNM (-2.00%)が大きく下落した。
セクター・個別株の動き
- MWG (-0.29%)は2024年7月までの業績を発表。2024年通期計画の61%である76.5兆ドン(前年同期比+15%)の売上を確保したものの、エアコン販売のシーズンが終了したことにより、前月ほどの勢いは見られなかった。
- ハウザン省人民委員会はメコン川流域でのリゾートプロジェクトの誘致のためにVIC (+1.44%)との会合を開催した。本プロジェクトでは推定62億ドルの投資による2,945haの開発が予想される。
- 外国人投資家は3,880億ドンを売り越した。売り越しはHPG (-0.19%)が顕著であった一方で、買い越し目立った銘柄は見られなかった。
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08月26日ベトナム証券市場ニュース_JP