9月9日: VN指数は各国市場の下げが影響し下落 (VN-Index -0.49%)
- 予想を下回る米雇用統計の結果により世界的に下落基調が波及している中、VN指数も同様に前営業日基準値を大きく下回って取引を開始した。
- 鉄鋼銘柄が好調だったことでその後は下落せず、本日はほぼ一日を通して寄り値付近で推移した。
- 主要な大型株が軒並み軟調に推移し、市場全体の足を引っ張った。商いが薄く、買いが優勢となる展開でも回復基調に乗せるほどの圧力は見られなかった。
- 104銘柄が上昇、282銘柄が下落、85銘柄が変わらずとなった。
- 流動性はさらに下落し、24.1%減の11.7兆ドンとなった。
VN30指数は下落銘柄が多くを占める (VN-30 -0.63%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、3銘柄が上昇、23銘柄が下落、4銘柄が変わらずだった。
- 下落銘柄ではBVH (-1.79%)、SSI (-1.50%)、VHM (-2.05%)、VIC (-2.13%)、STB (-1.34%)などが顕著であった。
- 一方で上昇銘柄の上昇幅はどれも軽微であった。
セクター・個別株の動き
- 台風11号がベトナム北部に被害を及ぼし、その修復のための亜鉛メッキ鋼板の需要拡大期待からHSG (+2.26%)、NKG (+2.64%)が買われた。
- UPCOM市場に上場しているVNZ (-14.93%)は警察が同社オフィスに押し寄せる写真がネット上に出回ったことから嫌気され、ストップ安近辺まで大幅に下落した。
- 外国人投資家は4831億ドンの売り越し。FPT (-1.80%)が一転して売り越され、MSN (-0.79%)、HPG (+0.79%)にも売りが集中した。買い越しが顕著だった銘柄は見られなかった。
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09月09日ベトナム証券市場ニュース_JP