9月26日ベトナム証券市場ニュース
26-09-2024

9月26日: VN指数は力強く続伸 (VN-Index +0.31%)

  • 昨日の強い値動きを引き継ぎ、VN指数は本日も上昇して取引を開始した。
  • 24~25日にかけてベトナム国家銀行(SBV)はOMO金利抑制のため40兆ドン近くの金融緩和を実施。このことが好感され、銀行株を中心に買いが広がった。
  • その他、ベトナム国家主席の米公式訪問に際し、米大手企業によるベトナムへの意欲的な投資姿勢がみられたことや、ベトナムも参加するTPP協定にインドネシアが公式に参加申請するなど、マクロ経済の活性化期待も高まった。
  • セクター別ではメディア、食品飲料、銀行セクターが好調だった。
  • 209銘柄が上昇、177銘柄が下落、87銘柄が変わらずとなった。
  • 流動性は若干低下し、4.4%減の21.8兆ドンとなった。

VN30指数は銀行株がけん引(VN-30 +0.50%)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、18銘柄が上昇、9銘柄が下落、3銘柄が変わらずとなった。
  • TPB(+6.73%)、HDB(+3.85%)、SSB(+2.10%)、SHB(+1.90%)などの銀行株が大きく上昇した。
  • ACB(-0.76%)、BCM(-0.69%)、MWG(-0.58%)などが下落した。

セクター・個別株の動き

  • PC1(-1.02%)は2023年度分の配当を支払うため、総額4,460億ドンの株式を発行を計画し、このことが取締役会で承認された。
  • 外国人投資家は9,577億ドンの買い越しと、今年最大となった。TPB(+6.73%)、VNM(+1.58%)、VHM(+0.57%)、HDB(+3.85%)が大きく買い越された。一方、HPG(-0.57%)、VPB(+0.77%)などが売り越された。

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