10月3日: VN指数はまたしても1300ポイント目前で下落 (VN-Index -0.76%)
- 本日のVN指数は前日終値を上回って寄り付き、1300ポイントの抵抗線に向けて上昇していった。
- しかしながら一度抵抗線直前まで上昇した後は売りの動きが強まって反落し、前場は前日終値付近で終えた。
- 弱気相場は後場でも指数に影響し、そのまま下落幅を拡大して大引けとなった。
- 銀行セクターが前場の上昇をけん引したが、後場では不動産セクターと共に市場全体の足を引っ張った。
- 1066銘柄が上昇、289銘柄が下落、68銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は大きく改善し、31.1%増の23.2兆ドンとなった。
VN30指数の下落は比較的小幅 (VN-30 -0.59%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、8銘柄が上昇、2銘柄が下落、20銘柄が変わらずだった。
- VPB (+1.52%)、SSB (+1.42%)のみが1%を超えて上昇した。
- VHM (-4.15%)、POW (-2.66%)、VRE (-2.61%)が主要下落銘柄であった。
セクター・個別株の動き
- 政府は、ベトナム国家銀行(SBV)に対し、市中銀行との協力を通じて、適切な優遇金利で新たな信用プログラムを開発するよう要請したというニュースが好感され、銀行セクターに好影響を及ぼした。
- FMC (-0.53%)は2024年初からの9か月で売上通年目標の89%に当たる1.87億ドルの売り上げを記録した。
- 外国人投資家は5,738億ドンの買い越し。売り越し額はどの銘柄でも軽微であったが、FUEVFVND (-0.44%)、STB (+0.60%)、VHM (-4.15%)は買い越しが集中した。
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10月03日ベトナム証券市場ニュース_JP