10月8日: VN指数は様子見の動き (VN-Index +0.16%)
- 昨日の取引終盤に見られた売り圧力は解消され、VN指数は上昇して取引を開始。
- EU諸国とは初となる包括的戦略パートナーシップをフランスと締結するなど、市場に好感される材料がみられた一方、中国政府による追加の景気刺激策が発表されず一部失望感もみられ、方向感の乏しい展開となった。
- また、今晩予定されるFTSEによるベトナム市場格上げ結果への注目も集まるなか、全体的に様子見の動きが続いた。
- セクター別では素材が1%超上昇したのに対し、小売と自動車・部品は1%超下落した。
- 176銘柄が上昇、179銘柄が下落、79銘柄が変わらずとなった。
- 流動性はやや回復し、32.9%増の15.7兆ドンとなった。
VN30指数はおおむね堅調に推移 (VN-30 +0.27%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、14銘柄が上昇、12銘柄が下落、4銘柄が変わらずだった。
- HPG(+2.08%)、VNM(+1.64%)、HDB(+1.30%)、TCB(+1.04%)などが上昇した。
- MWG(-1.66%)のみが1%超の下落となった。
セクター・個別株の動き
- MBS(-5.36%)は2024年第3四半期決算を発表。純売上高は8,055億ドン(前年同期比+49.4%)、税引後純利益は1,789億ドン(同+7.6%)といずれも増加した。ただし、税引後純利益は7四半期ぶりに前四半期比で減少した。
- KBC(+1.84%)の子会社であるHung Yen Hotel Services JSCと米元大統領トランプ氏の企業が、ベトナムにてホテルやゴルフコースの開発を行うことが報じられた。総投資額は15億ドル相当となる見込み。
- 外国人投資家は1,180億ドンの売り越し。TCB(+1.04%)やHPG(+2.08%)などを中心に買い越された一方、MWG(-1.66%)が大きく売り越された。
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10月08日ベトナム証券市場ニュース_JP