10月10日: VN指数は上昇も後場に失速 (VN-Index +0.35%)
- 昨夜の米国市場の上昇も影響し、本日のVN指数は前日の堅調な推移を受け継ぐ形で上昇して寄り付いた。
- 銀行セクターが上昇ドライバーに舞い戻り、市場全体の上昇を主導した。
- 堅調な推移を見せたにもかかわらず、またしても指数は1,300ポイントを目前に勢いを落とした。
- 買い方優勢の動きは後場には徐々に弱まり、下落に転じる銘柄も散見された。
- 個別大型株の上昇が大きく寄与し、指数は上昇幅を保ったまま大引けとなった。
- 163銘柄が上昇、206銘柄が下落、69銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は前場の活発な取引により改善し、8.2%増の18.4兆ドンとなった。
VN30指数が市場をけん引 (VN-30 +0.64%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、14銘柄が上昇、14銘柄が下落、2銘柄が変わらずだった。
- FPT (+4.65%)、MSN (+3.90%)、SAB (+2.30%)が大幅高。指数の上昇に寄与した。
- STB (-1.61%)を除いて下落はどれも軽微であった。
セクター・個別株の動き
- MSN (+3.90%)は2024年第3四半期の純利益が前年同期比+1,250%と急増するとの見立てから高騰した。
- FMC (+0.42%)は先月の売上が3,020万ドル(前年同期比+48.5%)であったと明らかにした。これにより2024年第3四半期の売上が過去最高となった。
- 外国人投資家は5,120億ドンの買い越し。MSN (+3.90%)、FPT (+4.65%)が大きく買い越された一方、STB (-1.61%)は1,000億ドンを超える売り越しを記録した。
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10月10日ベトナム証券市場ニュース_JP