10月11日: VN指数は底堅く推移 (VN-Index +0.16%)
- これまで通り1,300ポイントの抵抗線が意識され、本日のVN指数は小幅高で開始した。取引は依然として活発でなく、前日終値付近を力なく推移した。
- 不動産セクターが唯一顕著な上昇を見せたが、反対に銀行、小売セクターがそれを押し下げた。
- しかし、後場には買い圧力が強まり始め、指数を徐々に上昇させていった。
- 金融、食品・飲料、資本財・サービスセクターが本日の市場の上昇ドライバーとして活躍した。
- 195銘柄が上昇、160銘柄が下落、89銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は大幅に下落し、39.4%減の13.2兆ドンとなった。
VN30指数が市場をけん引 (VN-30 +0.14%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、15銘柄が上昇、12銘柄が下落、3銘柄が変わらずだった。
- VHM (+3.44%)、VRE (+2.98%)、VJC (+2.74%)が主な上昇銘柄。
- 一方でPOW (-2.33%)、FPT (-1.48%)が上昇の重しとなった。
セクター・個別株の動き
- VHC (0.00%)は2024年9月の売上が前年同月比+6%の9,300ドンに達したと明らかにした。麺・ライスペーパー部門(同+213%)、白身魚製品部門(同10%)、その他部門(同+57%)の売上増が寄与した。
- VHM (+3.44%)は2度目となる書面での株主意見収集の基準日を10月23日に設定した。権利落ち日は前日の22日であり、1株につき1議決権が付与される。
- 外国人投資家は3,180億ドンの売り越し。VHM (+3.44%)、FPT (-1.48%)、SSI (-0.36%)の売り越しが影響した。一方、MSN (+1.37%)以外への買い越しは軽微であった。
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10月11日ベトナム証券市場ニュース_JP