10月18日: VN指数は小幅安 (VN-Index -0.08%)
- 昨夜に発表された米小売り統計が堅調であったことから、本日のVN指数は前日終値を上回ったところで推移した。しかし心理的抵抗線である1300ポイントに接近するにつれて売り方先行の動きとなって下落を始めた。
- 素材、小売、食品飲料セクターが下落し、マーケットの重しとなった。
- さえない市場の動きは後場でも引き続き、小幅安を記録して本日の取引を終えた。
- 金融、素材セクターの下落が足を引っ張った。
- 157銘柄が上昇、211銘柄が下落、72銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は昨日からほぼ横ばいの15.3兆ドンとなった。
VN30指数も低調な動き (VN-30 -0.01%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、12銘柄が上昇、13銘柄が下落、5銘柄が変わらずであった。
- VPB (-1.67%)、HPG (-1.10%)が1%を超える下落を記録した銘柄。
- STB (+2.75%)、HDB (+1.50%)、VJC (+1.14%)が相場を下支えした。
セクター・個別株の動き
- LPB (+0.78%)は2024年第3四半期の好業績を発表した。金利収入(前年同期比+43.5%)、手数料収入(同+519.5%)の上昇が寄与し、同社の税引き前利益は2.9兆ドン(同+133.7%)を記録した。貸出、預金比率も年初からそれぞれ+15.8%、+14.2%であった。
- FPT (0.00%)は2024年9月の業績を明らかにした。売上は45兆2410億ドン(前年同期比+19%)、税引き前利益は8兆1110億ドン(同+20%)であり、9月までに同社の2024年それぞれの通期目標の73%、75%を達成した。
- 外国人投資家はまたしても2090億ドンの売り越しとなった。売り越しは多くの銘柄に分散した一方、MWG (-0.15%)は顕著に買い越された。
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10月18日ベトナム証券市場ニュース_JP