10月25日: VN指数は下落幅を拡大 (VN-Index -0.37%)
- VN指数は前日の急落と対ドル為替レートのドン安の影響を受け、前場は低調な推移となった。
- 不動産、金融、素材セクターが相場を支えたが、食品・飲料、化学セクターが上昇幅を相殺した。
- 後場に入ると売りの勢いが強まったが、取引終了にかけて下げ幅は縮小した。
- 不動産セクターが下落に転じ、銀行と食品・飲料は下げ幅を広げた。
- 136銘柄が上昇、207銘柄が下落、92銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は低下し、前日比13.8%減の13.7兆ドンとなった。
VN30指数は続落 (VN-30 -0.31%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、4銘柄が上昇、19銘柄が下落、7銘柄が変わらずであった。
- GVR(-1.98%)やMSN(-1.66%)、POW(-1.65%)の下落率が大きかった。
- 一方、大幅に上昇した銘柄はなかった。
セクター・個別株の動き
- PVD (-0.39%)の2024年1~9月期の売上高は6兆4,000億ドン(前年同期比48%増)、純利益は4,500億ドン(同31%増)を記録した。同社は、全てのジャッキアップ掘削リグが2025年までの掘削契約を締結済みであることを明らかにした。
- STB (+0.15%)は、リース事業の資金調達のため、子会社のSacombank SBLの定款資本を3,000億ドンから6,000億ドンに増資した。同行は2024年上半期に1,318億ドン(前年同期比26%増)の税引前利益を計上した。
- 外国人投資家は、MSN(-1.66%)やDGC(-1.27%)を中心に、3,960億ドンを売り越した。一方、VPB (+0.50%)やMWG (+0.15%)が買い越された。
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10月25日ベトナム証券市場ニュース_JP