11月1日: VN指数は再び軟調な動き (VN-Index -0.76%)
- 本日のVN指数は昨夜米国市場のあおりを受け、前日終値を下回って寄り付いた。
- 投資家のセンチメントは慎重になったことで資金流入が停滞し、売り方が徐々に優勢になっていった。
- 銀行セクターがその動きに逆らった唯一のセクターであった。
- 後場にはその銀行セクターも同様に下落水準に落ち込み、多くのセクターの下落が市場全体に波及した。
- 86銘柄が上昇、289銘柄が下落、60銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は減少し、前日比17.8%減の14.8兆ドンとなった。
VN30指数も全面安 (VN-30 -0.97%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、3銘柄が上昇、25銘柄が下落、2銘柄が変わらずであった。
- POW (-2.93%)、MSN (-2.74%)、GVR (-1.82%)、MBB (-1.80%)など業種にかかわらず下落は広がった。
- その一方で、BVH (+1.40%)、SSB (+2.42%)の上昇は顕著であった。
セクター・個別株の動き
- BCG (+5.18%)は2024年第3四半期の純利益が3,310億ドン(前年同期比+3,521%)と大幅に増加したことを明らかにし、同社株は大幅高となった。
- 同様にHDG (+2.44%)も同期の売上高が5,670億ドン(前年同期比+23%)、純利益が1,820億ドン(同+83%)を記録したことが好感された。
- 外国人投資家は3,010億ドンの売り越しとなった。売り越し銘柄では韓国SKグループによる売却を中心としてMSN(-1.92%)が最も売られ、VPB (-1.47%) 、TCB (-0.84%)には買いが集中した。
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11月01日ベトナム証券市場ニュース_JP