11月12日ベトナム証券市場ニュース
12-11-2024

11月12日: VN指数4日連続で下落 (VN-Index -0.44%)

  • 本日のVN指数は、昨夜の米国市場のあおりを受けて前日終値を大きくうわあわって開始した。
  • 序盤は金融セクターが主役となって上昇したが、昨日までのモメンタムを打ち破るほどの強さは継続しなかった。
  • 引き続き停滞した資金流入によって上昇の勢いは失われ、低調な取引となっていった。
  • 後場には主要セクターである銀行、不動産セクターが下落し始めたことで相場全体が軟調となり、その方向感が大引けまで続いた。
  • 120銘柄が上昇、236銘柄が下落、79銘柄が変わらずとなった。
  • 流動性は27.6%下落し、14.2兆ドンとなった。

VN30指数はさらに大きな下落 (VN-30 -0.65)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、5銘柄が上昇し、20銘柄が下落。1銘柄が変わらずとなった。
  • MWG (-3.49%)が最も大きな下落。それに続いてGVR (-1.50%)、MSN (-1.36%)、CTG (-1.29%)も軟調であった。
  • SAB (+2.35%)は指数を支えた。

セクター・個別株の動き

  • 中国政府による景気刺激策の影響が予想を下回った影響で、国際石油価格が2%以上の下落を見せており、PVD (-4.54%)、PVC (-1.71%)などのエネルギー銘柄が軟調であった。
  • CMG (+1.74%)、VTP (+6.98%)、VGI (+2.59%)、CTR (+1.39%)などのIT関連銘柄は米国企業によるベトナムへの出資に関するニュースが好感されて逆行高となった。
  • 外国人投資家は6,080億ドンの売り越しとなった。売り越しはTCB (-0.65%)に集中した。一方、STB (-0.74%)が最も買い越された。

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