11月20日: VN指数はついに反発 (VN-Index +0.95%)
- 4日連続で下落を記録していたVN指数は本日、底値での押し目買いと思われる動きが優勢となり、反発して寄り付いた。取引は活性化し、前場だけで売買代金は9.1兆ドンに達した。
- 買い方は主要セクターである不動産、金融、銀行、素材セクターに向かった。
- 後場では上昇幅を拡大させる動きも見られたが、引けにかけて売り方も徐々に強まったため、少し落ち着きを見せたところで本日の取引を終えた。
- 取引終了間際に銀行セクターの上昇がさらに加速したほか、前場では下落していた情報技術セクターが一転して堅調な動きとなった。
- 250銘柄が上昇、148銘柄が下落、57銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は前日比+34.8%と大幅に上昇し、17.8兆ドンとなった。
VN30指数はさらに大きな上昇 (VN-30 +1.00%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、24銘柄が上昇し、2銘柄が下落。4銘柄が変わらずとなった。
- BCM (+2.66%)、VHM (+2.61%)、TCB (+2.01%)がけん引した。
- 一方で下落したのはMWG (-1.22%)、GAS (-0.44%)の2銘柄のみだった。
セクター・個別株の動き
- FPT (+1.85%)は2024年10月の業績を明らかにした。同社の売上は50.8兆ドン(前年同月比+19.6%)、税引き前利益は9.2兆ドン(同+21.4%)であった。これにより同社の年間目標をそれぞれ82%、85%達成した。
- PVD (+0.43%)はインドネシアの合弁会社への投資に関する承認を求める決議を発表した。これによって同社は同国へのジャッキ式掘削機や掘削サービスの提供を容易にすることが予想される。
- 外国人投資家は1兆1,990億ドンを売り越した。買い越しは銘柄ごとに分散した一方で、売り越しは VHM (+2.61%)、FPT (+1.85%)、MSB (+0.89%)に集中した。
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11月20日ベトナム証券市場ニュース_JP