1月9日ベトナム証券市場ニュース
09-01-2025

1月9日: VN指数は鈍い値動き (VN-Index -0.42%)

  • VN指数は前場、1,250pt水準を上回って推移していたが、流動性の低下により勢いを失った。
  • 主に銀行セクターの下落が重しとなり、指数はマイナスに転じた。
  • 後場に入ると売りの勢いが加速したものの、取引終盤には買い戻しが入り、下げ幅は縮小した。
  • セクター別では銀行が下げを広げ、金融サービスや素材セクターが続いた。
  • 126銘柄が上昇、263銘柄が下落、64銘柄が変わらずとなった。
  • 流動性は27.1%減の7.4兆ドンとなった。

VN30指数も同程度に下落 (VN-30 -0.44%)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、7銘柄が上昇、21銘柄が下落、2銘柄が変わらずであった。
  • PLX (+1.83%)が唯一1%超上昇した。
  • 一方、HDB (-4.08%)、BCM (-1.52%)、SSI (-1.21%)は指数の足を引っ張った。

セクター・個別株の動き

  • BID(-0.99%)は、1株当たり3万8800ドンで約1億2380万株の私募増資を計画しており、4兆8000億ドン以上の資金調達を計画。調達される資金は主に、信用活動、投資、インフラ・技術強化などの事業運営に用いられる。
  • CTG (-1.06%)は、2024年の税引前利益が26兆3,000億ドンを超え、年間目標を上回ったと発表した。同行の与信成長率は前年同期比16.88%増。非金利収入は、保証や決済などのコア・サービスが牽引し、営業総利益の約27%を占めた。さらに、CTGの預金増加率は前年同期比15%増を達した。
  • 外国人投資家は主にSTB(-0.41%)を中心に、4,400億ドンを売り越した。一方、買い越し銘柄はごくわずかであった。

________________________________

ディスクレイマー

このニュースは、投資の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的として作成したものではありません。投資に関する決定はご自身の判断でなされますようにお願い申し上げます。このニュースは、信頼できると考えられるFiinProという情報源に基づいて作成されていますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。このニュースは、Japan Securities Co., Ltd. (JSI)から直接提供するという方法でのみ配布いたしております。このニュースのいかなる部分も一切の権利はJSIに帰属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようにお願いいたします。

01月09日ベトナム証券市場ニュース_JP