1月14日: VN指数は軟調に推移 (VN-Index -0.53%)
- 昨日の引けにかけた上昇とは対照的に、VN指数は下落して取引を開始した。
- 来週予定されるトランプ氏の就任やベトナム企業の決算シーズン到来を前に、低調な取引量のなか慎重な値動きとなった。
- 積極的な買い手は一日を通して現れず、指数は下落幅を徐々に広げて推移した。
- セクター別では、保険や石油ガスが支えとなった一方、メディアや情報技術が足を引っ張った。
- 112銘柄が上昇、268銘柄が下落、76銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は大きく低下し、29.7%減の8.5兆ドンとなった。
VN30指数は市場全体の重しに (VN-30 -0.70%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、7銘柄が上昇、20銘柄が下落、3銘柄が変わらずであった。
- 特に、VRE(-3.59%)が足を引っ張り、他にもHDB(-2.53%)やMSN(-2.00%)の下落幅も大きかった。
- 一方、BVH(+2.63%)とPLX(+2.19%)は2%超上昇し、指数を支えた。
セクター・個別株の動き
- BWE(0.00%)は、2025年3~4月における年次株主総会の開催予定と2024年分の配当計画を承認した。金額は1株当たり1,300ドンで、支払予定日は2025年6月24日、総額約3,000億ドンが費やされる予定。
- 日本の小売大手イオンは2024年3月~11月において、ベトナムでの営業利益で2兆ドン超を記録し東南アジア最大となった。この報道を嫌気し、競合であるVRE(-3.59%)はVN30指数の中で最も下落した。
- 外国人投資家は6,300億ドンを売り越した。売り越しトップはFPT(-1.69%)、買い越しトップはVGC(+3.46%)だった。
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01月14日ベトナム証券市場ニュース_JP