2月3日: VN指数は投資家心理の悪化で下落 (VN-Index -0.95%)
- 旧正月(テト)明け初日のVN指数は下落でのスタートとなった。
- 今月初めに米トランプ大統領がメキシコ・カナダ・中国に関税を課したことで、各国の市場参加者は警戒心を寄せている。
- また、昨日発表されたベトナムの製造業PMIが前回値を下回ったことも相場の重しとなった。
- 特に、情報技術セクターの下落が大きかった。
- 166銘柄が上昇、308銘柄が下落、41銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は13.9%増の13.9兆ドンとなった。
VN30指数は大幅下落 (VN-30 -1.65%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、4銘柄が上昇、25銘柄が下落、1銘柄が変わらずであった。
- 上昇したのはGVR(+1.56%)、SHB(+1.46%)、BCM(+1.01%)、CTG(+0.13%)のみだった。
- 特に下落したのはFPT(-5.15%)、VNM(-2.73%)、VIB(-2.66%)など。
セクター・個別株の動き
- GEE(+6.92%)は前回の取引日に引き続き、好調な決算結果を受けストップ高を記録した。
- ベトナム税関によれば、2024年のゴム輸出が世界的な価格上昇により前年比18%増の34億米ドルに達した。このことが好感され、GVR(+1.56%)は上昇した。
- 外国人投資家は1兆4,610億ドンの売り越しとなった。FPT(-5.15%)やVNM(-2.73%)が大きく売り越された一方、買い越し銘柄に目立った動きはなかった。
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02月03日ベトナム証券市場ニュース_JP