8月1日:利益確定によって下落(VN指数 -0.44%)
- VinGroup関連株が上昇を続けていることで、VN指数も続伸で取引を開始した。
- また、銀行株も好調で、相場を押し上げていた。
- しかし、午後に入ると利益確定圧力が高まり、下げに転じていった。
- その後、下げ渋る場面もあったが、引けにかけて、下げ圧力はさらに強まり、VN指数は下落して取引を終えた。
- 騰落別では幅広い銘柄が売られた。156銘柄が上昇、310銘柄が下落した。58銘柄は変わらずだった。
- 流動性の改善は続いており、売買代金は26.4兆ドンと高水準だった。
VN30指数はさらに下落(VN30指数 -0.70%)
- 時価総額・流動性の大きい30銘柄で構成するVN30指数は、6銘柄のみが上昇、22銘柄が下落した。2銘柄は変わらずだった。
- VIC(+6.9%)は上昇が続いており、本日もストップ高だった。BID(+2.1%)、CTG(+1.3%)、HDB(+1.2%)といった銀行株がそれに続いた。
- 一方、大きく下落したのはNVL(-5.6%)、PDR(-3.9%)、MWG(-3.7%)、HPG(-2.5%)、VNM(-2.6%)、SSI(-2.9%)などが挙げられる。
セクター・個別株の動き
- 第2四半期決算発表の直後だが、VGC(+2.5%)は年初来7か月の業績予想値を発表し、好感された。純利益は1.32兆ドンに達し、年間の目標をすでに上回った。
- 上昇が続いていたNVL(-5.6%)は下落に転じた。同社はさらに二つの社債の利払い・償還を遅らせたことが嫌気された。NVLは第2四半期に2,010億ドンの純損失を発表している。
- 外国人投資家は2,774億ドンの売り越しだった。VIC、HPG、VHM、CTDなどが売られた一方、MSB、PNJは買われていた。
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8月1日ベトナム証券市場ニュース_JP