8月18日: 出来高を伴いVN指数は急落(VN-Index -4.50%)
- ビンファストのIPO以降、特に相場を支える材料は無く、VN指数は下落して取引を開始した。
- 金利の高止まり、中国恒大集団の破産申請などにより投資家心理は悪化しており、指数は徐々に下げ幅を拡大する展開となった。
- 午後に入ると売り圧力はさらに高まった。1,200ポイントの心理的な節目も割り込み、さらに下げが拡大し取引を終えた。
- 信用取引の売りも巻き込み、売りが売りを呼ぶ展開となった。
- 25銘柄のみが上昇、486銘柄が下落、18銘柄は変わらずだった。下落銘柄のうちの170銘柄はストップ安となった。
- 流動性は前日比で増加し、売買代金は36.1兆ドンだった。
VN30指数も急落(VN30 -4.63%)
- 大型株で構成するVN30指数はVCB(+0.1%)1銘柄のみが上昇、その他の29銘柄は下落した。
- 多くの銘柄が大きく下落。
- VPB、VIC、VHM、MWG、GCR、POW、SHBの7銘柄はストップ安となった。
セクター・個別株の動き
- BCG(-6.8%)は取引開始早々からストップ安となった。インターネット上で同社に政府の調査が入っているとの噂が出回っていることがニュースとなっている。
- TDH(-6.9%)は経営陣にあらたに2人加わると発表したことで下落。2名に関する情報が限定的で投資家から嫌気されている。
- 外国人投資家はホーチミン市場で857億ドンの売り越しだった。直近買われたVICには売りが集まった。一方、VNM(-0.4%)は買いが集まり、わずかな下落にとどまっていた。
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8月18日ベトナム証券市場ニュース_JP