8月24日: 幅広く買われVN指数は急上昇(VN-Index +1.44%)
- 前日と同じ水準で始まったのち、ベトナム国家銀行(SBV)が不動産市場のテコ入れを図るためいくつかの融資規制を撤廃したため、不動産株を中心に上昇した。
- にもかかわらずキャッシュフローは低調で、前場は比較的緩やかに推移し、大型株の上昇が指数を支えた。
- 後場に入ると多くのセクターに買いが入り、市場全体が上昇した。
- 400銘柄が上昇、107銘柄が下落、50銘柄が変わらずで、上昇が優勢となった。
- 流動性も回復し、売買代金は18.4兆ドンとなった。
VN30指数がマーケットを下支え(VN30 +1.60%)
- 大型株で構成するVN30指数は上昇が26銘柄、下落が3銘柄、変わらずが1銘柄となった。
- ベトナム・ラバー・グループ(GVR、+3.1%)、マサン・グループ(MSN、+3.2%)、サイゴンビール(SAB、+2.3%)に加え、FPT(+5.3%)、SSI証券(SSI、+5.3%)などの上昇が際立った。
- 逆にベカメックス(BCM、-1.0%)、バオべト・ホールディングス(BVH、-0.2%)、ビングループ(VIC、-1.2%)は下落した。
セクター・個別銘柄の動き
- 製糖業のラムソンシュガー(LSS、+6.9%)、タインタインコン(SBT、+6.8%)はインドが10月から砂糖の輸出を制限するとのニュースが出た後、ストップ高まで買われた。
- ビンファストに続き、VNGコーポレーション(VNZ、+12.3%)がNasdaqへの新規上場を目指すとのニュースで急上昇した。
- 外国人投資家もホーチミン市場で2,327億ドンを買い越すなど堅調だった。ビナミルク(VNM、+1.6%)が最も買い越された。半面、売り方は低調で、特に目立った売り越しはなかった。
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8月24日ベトナム証券市場ニュース_JP