12月07日: VN指数は乱高下 (VN-Index -0.44%)
- VN指数は前日の好調だった流れを引き続き、わずかながらも上昇して取引を開始した。
- その後、1時間を経たずして市場は下落。売り圧力は納まらず、前場の引けにかけて下落幅は拡大した。
- しかし、午場は流れが一転。一時は前日終値を上回るほど市場は回復を見せた。結局、終値では前日比下落となったものの、200日移動平均線を上回る水準を維持した。
- セクター別では銀行が最も買われた一方、石油ガス、金融サービスなどのセクターが最も売られた。
- 205銘柄が上昇、289銘柄が下落、95銘柄は変わらずと、下落銘柄数が優勢だった。
- 流動性は大きく増加。売買代金は過去1か月で最多となり、27.4兆ドン(+52.1%)を記録した。
VN30指数は相場全体を下支え (VN-30 +0.19%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、上昇が13銘柄、下落が14銘柄、変わらずは3銘柄となった。
- 最も上昇した銘柄は、最近好材料の出ていたMSN(+2.25%)だった。
- 一方、CVR(-2.88%)、GAS(-2.38%)、SSI(-2.23%)、PLX(-2.09%)が相場の足を引っ張った。
セクター・個別株の動き
- HQC(+6.84%)はストップ高を記録。公共住宅大手である同社は、2023年から2030年の間にかけて15兆ドンを住宅開発に導入する考えが示された。10兆ドンはホーチミン市の住宅建設および古いアパートの改修に、5兆ドンはドンナイ省とロンアン省の住宅建設に用いられる計画だ。
- GAS(-2.38%)は、足元で天然ガス価格が下落していることが投資家たちに嫌気され下落。欧州ガスインフラの最新データによれば、欧州のガス貯蔵(在庫率)は93.3%となっており、ガス需要の落ち着きが確認された。
- 外国人投資家は8140億ドンの売り越しとなり、7営業日連続の売り越しとなった。銘柄別ではVHMが売られていた一方、VCBには買いが集まっていた。
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12月07日ベトナム証券市場ニュース_JP